酵素の重要性が世の中に広く伝えられたのは、
1985年の米国のエドワード・ハウエル博士による著書:
酵素栄養学(Enzyme Nutrition)からでした。
これにより酵素は、
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、
ミネラル、食物繊維、水、ファイトケミカルに続く、
9番目の大切な栄養素と位置づけられるようになりました。
酵素の本体は何かというと、科学的にはたんぱく質から構成されます。
たんぱく質は約20種類のアミノ酸が決まった順序で結合して構成されており、
酵素も同様にアミノ酸がたくさん繋がって出来た巨大分子なのです。
巨大分子と入っても顕微鏡で見える大きさではなく、
とても小さなものであり、
形を確認するためには電子顕微鏡が必要になります。
ただ、この栄養素。
5大栄養素と言われる、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル
までは皆さん共通しています。
ここまでで5大栄養素と言う人もいますし、
食物繊維だけを加えて 6大栄養素と言う人もいます。
水とファイトケミカルはどちらかしか加えず 7大栄養素と言う人もいます。
代表としてのくくり方は色々ありますが、
どれも人間の身体を作るうえでは欠かせない材料です。
バランスよく摂取していきましょう。
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